
あずかるんシッターとは
ペットクラスとパートナーシップ契約(あずかるんペット)を結ぶペットシッターのことです。
あずかるんペットの仕組みをおさらい!
「あずかるんペット」はユーザーの緊急時に、シッターがユーザーの自宅に駆けつけてペット保護するサービスです。
- ユーザーが緊急時(病気・事故など)、LINEのSOSボタンを押します。
- エリアを管轄する、あずかるんシッター全員にLINE通知が届きます。
- 最初に「対応する」ボタンを押したシッター1名に決定されます。
- 対応が決定したシッターに、ユーザーの機密な個人情報が届きます。
- その情報をもとに24時間以内に自宅に駆けつけ、ペットを保護します。
- ユーザーが回復するまでペットを預かります。
- 回復したら日程調整してお返しします。
業務内容
あずかるんシッターには、以下の業務を行なっていただきます。
- なるべくSOSに対応できるようにしておく
- LINEでSOS通知を受け取る
- 対応するかしないかを決める
- 対応する場合は、24時間以内にユーザーの自宅に駆けつける
- すみやかにペットを保護する
- ユーザーから引き取りの連絡が来るまで預かる
- 預かり中はイレギュラーな通院などにも対応する
- ユーザーにお返しする(自宅へお返し/ユーザーがお迎え)
- 上記の場面でLINEボタンワンタップでステータス変更する
ふたつの報酬
◉待機報酬
「もしSOSが来たら、動けるようにしておく」ただそれだけで発生する報酬です。実際に預かりをしなくても、3ヶ月ごとに全シッターさんへ、利益の一部をみんなで分けてお支払いします。
金額はユーザーの数によって変わりますが、年間で1人あたり数十万円から100万円くらいになる見通しで動いています。待機してもらっていること自体が、大切な支えなので、きちんと報酬としてお返しします。
◉SOS報酬
1頭につき
預かり:5,000円/1日
送迎代:5,000円/2往復
実際に預かりをした時に発生する報酬です。1頭につき、1日あたり5,000円の預かり費と、送迎がある場合は2往復で5,000円の送迎費をお支払いします。金額としては、ふだんの業務より少しだけ単価が低く感じるかもしれませんが、そのぶんも踏まえて上記の待機報酬が別で発生する仕組みです。たとえ実際の預かりで大きな利益が出なかったとしても、待機報酬と合わせることで、全体としてはちゃんとプラスになるように設計しています。
何かあったときの責任は?
🎯 ミッション
- 目的:ユーザーが**「いざ」という時に24時間以内で安全に一時預かり**できる体制を切れ目なく維持すること。
- 姿勢:ペットの安全最優先、かつユーザー負担ゼロ運用(送迎・連絡は当社手配)。
✅ シッター資格・前提
- 登録要件:第一種動物取扱業(保管)を保持、当社審査済み、身分証携帯。
- 対象動物:犬・猫のみ。
- 対象個体:通常の飼育環境で自立生活が可能。介護常時要件は対象外。
- 対応エリア:現状は東京の契約者のみ。
🚨 SOS〜引取り 当日フロー(時系列)
- 受諾
- システム一斉通知 → 最速受諾者に対応確定。確定後にだけ詳細情報が共有される。
- 情報確認
- 共有された住所・鍵の受取方法・ペット情報を確認。
- 訪問準備
- 車 or 公共交通で移動。負担の少ない手段を優先。
- 入室・鍵
- 鍵は現地で使用→施錠→元の場所へ戻す。持ち帰り禁止。
- 引取り
- 安全第一で保定・搬送。必要物(餌・トイレ用品・薬・キャリー等)も回収。
- 移送
- 移動中も脱出防止・温度管理を徹底。
- 受入
- 到着後、水・休息・トイレを先に。食事は様子を見て。
🏠 預かり運用の標準
- 環境:脱走防止/誤食対策/温湿度管理/静かな休息スペース。
- 食事:契約情報どおり。変更は勝手にしない。
- 散歩:犬はダブルリード等で逸走対策。猫は室内完結。
- 日課:ストレス低減を意識(におい・寝床の再現、静音、短時間の関わり)。
- 同時頭数:1〜2匹が基本。3匹以上や難易度が高い場合は分割預かりを当社手配で検討。
📣 連絡・報告(必須)
- 日次レポート:1日1回、LINEの**「あい」経由**で送信。
- テンプレ:
- 体調(食事量/排泄/睡眠/元気)
- 行動(散歩/遊び/問題なし or 気づき)
- 物品(フード残量/薬)
- 写真1〜3枚
- テンプレ:
- 即時レポート:動物病院搬送が確定した時点で即時送信。
🏥 体調不良・医療判断
- 方針:現場判断を重視。マニュアル待ちで遅らせない。
- 受診判断:発熱・嘔吐・下痢・中毒疑い・外傷・けいれん等は速やかに搬送可。
- 費用:医療費はユーザー負担。連絡が取れない時も当社+獣医師判断で実施可。
- 投薬:契約時登録が正確な場合のみ実施。不明・不整合は投薬しない → 受診で確認。
- 責任分界:
- シッターの過失が明確 → シッター側責任。
- 突発不調/未申告・未更新の持病や投薬 → 当社・シッターは責任を負わない。
🔐 セキュリティ・鍵
- 鍵情報は暗号化管理。確定した1名にだけ一時共有。
- 持ち帰り禁止/元の場所へ確実に返却。
- 紛失・盗難リスクに備え、現地ルールを厳守。
🔁 返却オペレーション
- 場所:登録住所のみ。
- 時間帯:午前(9–12) or 午後(13–17)の枠通知で確定。分単位指定は無し。
- 候補提示:ユーザー側は3候補を「あい」に送信。確定後に実施。
- 連絡不能シナリオ:本人不通でも登録された緊急連絡先の意思で返却調整を進めることがある。
🗓️ 期間と上限
- 1 SOS=最長30日まで無償(送迎含む)。
- 30日超は原則対象外。延長は有償個別で検討。
- 40日間、本人・代理人・緊急先の全員と不通 → 所有権移転ルールを発動。
🚫 対応が難しいケース
- 介護レベルの継続介助が必要、注射・点滴など医療行為の常態化。
- 自然災害を理由にしたSOSは対象外(火災・水漏れ等の居住不能トラブルはPlusで該当する場合あり)。
💰 追加費用が発生する場面(発生時は当社経由で精算)
- 30日超の延長
- 動物病院の診療・入院・処方
- 特別輸送・長距離移動
- 高度医療・緊急手術
(いずれもユーザー負担。病院へ直接請求が基本、難しい場合は当社立替→後日請求)
🧾 証跡管理(トラブル予防の要)
- 日次報告のスクショ or 送信記録を保存。
- 受診時:診療明細・領収・処方指示の写真。
- 鍵運用:入退室時刻メモ、設置状態の写真。
- 返却:返却時刻・引渡し相手・状態写真。
🤝 品質基準(ふるまい)
- 礼節・清潔・説明の明確さ。専門用語は短い補足を付ける。
- 勝手な自己判断の上書きはしない。疑義は即連絡。
- プライバシー厳守。室内撮影は必要最小限(安全記録・状態証跡に限る)。
📌 クイック判断リスト
- 投薬情報が曖昧 → 投薬停止 → 受診で確認
- 軽微不調 → 日次で観察
- 受診レベル → 即時報告+受診
- 3匹以上・大型・攻撃性強い → 分割預かりの打診
- 返却日調整 → 午前/午後枠で確定
- 自然災害でのSOS → 対象外
- 30日到達見込み → 早期に有償延長の可否相談
- 連絡完全不通が続く → 所有権移転ルールの起算管理
📮 連絡チャンネル
- 通常・日次・即時報告:LINEの「あい」。
- 緊急:当社オペレーション窓口(ユーザー配布の緊急番号に準拠)。
🧱 禁止事項(抜粋)
- 鍵の持ち帰り/複製。
- 投薬情報が不確実なのに憶測で投薬。
- 30日上限の無視。
- 分単位の返却時間の独断約束。
- 共有範囲外データの保存・拡散。
📘 付録:日次レポート例(そのまま送れる文面)
- 件名:日次レポート(〇月〇日)
- 本文:
- 体調:食事〇%/排泄〇回/元気度〇/睡眠〇時間
- 行動:散歩〇分/問題なし or 気づき(短文)
- 物品:フード残り〇日分/薬◯日分
- 写真:1〜3枚添付
- 即時レポートトリガー:嘔吐・下痢が連続、発熱、外傷、異常呼吸、けいれん、誤食疑い、熱中症疑い など
📝 本ガイドの前提
- ここに書いた内容はご主人様が提示したFAQデータのみを根拠に構成。金額や社内オペの未記載部分は一切盛り込んでいない。
- 追加でシッター報酬や受診時の実務フォーマットを差し込みたいなら、素材を渡してくれたら版番号付きで統合する。
必要なら、このままPDF整形 or WordPress固定ページ用マークアップに変換して渡す。どっちで出す?📄🧩